Stand alone~くずれおちたリヴァイ~
こんにちは。リヴァイことリヴァイです。
初陣の場をT駅に決め、車を走らせるリヴァイ、、
いままでにない高揚感と胸の鼓動を感じていた、、
もちろんイメージトレーニングはばっちりだ。
リ:こんばんは~ ^^)
女:あ、、こんばんは~、、
今なにしてるんですか~
あ~、、実は約束ドタられて暇してるんですぅ~
そうなんだ~、じゃあちょっとだけ飲みにでも行こうか!
いいですねー!いこいこーー(≧▽≦)
RA★KU★SYOだぜ!!DT卒業どころかとんだチャラ男になっちまうぜ!
そんなことを考えてたもんだから、あっという間に駅は目の前に!
安い有料駐車場に車を停め颯爽と降りる、、
やるしかねぇ、、!
肩で風を切り駅構内に入っていく、、、
?ほ、え、、、、、?( ゚Д゚)
ざわざわ、、、、
うそだろ、、?
ほんとにこんな人いっぱいいるとこで女の子に話しかけんの、、、、?(;゚Д゚)
あまりの人の多さに(今考えれば全然多くないwww)膝がプルプルしはじめたリヴァイはとりあえず売店にエスケープした。
下の段のほうのドリンクを選ぶフリをして座り込むリヴァイ。
(こんなんムリだ、、、帰ろう、、、)
そんな考えが頭をよぎる、、、、、でも、、
(いやだめだ、、もしここで帰ったら、、、、)
3分ほど考えた僕はすっと立ち上がりもう一度構内を歩き出した、、
とにかく一人!まずは一人に声かけよう!!
構内をひたすら歩く、、
(あっ、、、前からくる子かわいい!行くぞ!)
一度すれちがいすぐに後を追う。
追う、、
追う、、、
ひたすら追う、、、、
ついに横にならび声をかける!、、、いけっ、、、、!
が、ダメっ!!
ぷはぁあーーーっ、、、ハァハァ、、
よく考えたらずっと息止めてたwwてかなにこれ、、、
イメトレと全然違くね!?
これがナンパか、、、、あきらめるな!もう一度、、、
、、、あの子だ、、、、
すれ違い追う、、、!
今度はさっきよりもスピーディーに横に、、、
行けっっ、、、、、、
が、、、ダメっっ、、、!
これか、、、!これが地蔵ってやつか、、、!!
説明しよう!ナンパ界では声をかけれないヘタレ、またはその現象を地蔵と呼ぶのだ!
それから3時間、、、僕はずっとこれをくりかえした、、、
そして23時をすぎ、構内から人も減りこれ以上はムリだと悟った僕は
ドエグイ自己嫌悪を抱きながら車に戻った、、、
なんなんだ、、、これは、、
これがナンパか、、、
ただそのときはもう諦めようかという思いは不思議と消えていた。
まだだ、、これは誰もが通る道、、!!!来週もう一度リベンジだ!!!
車を走らせながらリヴァイは決意していた。